2021年 05月 25日
竹林の様子
竹林は、1.5m前後の間隔で育てないと区域がどんどん拡がってしまいます。また、古くなった竹を残したままでは健全な竹が育ちません。そこで、人為的な管理が必要になります。
冬場は竹も休眠期で水を吸い上げていないので、この時期に古くなった竹を間伐すると、竹材として使用できます。当公園でも、昨年暮れから今年の2月にかけて竹林の間伐と林内の不用材の片づけを行いました。
資材置場の様子
竹林から運び出した間伐材と不用な材は、上の写真のように資材置場に仮置きし、右側の材は処分し、左側の材は林場に立てかけて保存しました。
一方で、春になると新たな竹として たけのこ が顔を出します。このたけのこも適切な密度に間引かないと良い竹林になりません。そこで、4月17日に竹林管理作業の一環として、利用者の方にも参加いただき たけのこ掘り を行いました。
その後も たけのこ は顔を出すので間引き作業を続けました。
4月下旬の様子
上の写真に写ったたけのこは、左側を残し右側を間引きました。4月中は2日を空けずに間引いてきましたが、5月中旬からは1週間に一度になり、下旬には間引きも不要になりました。
現在の様子
安定した状態になれば根元の草刈り作業以外の手間は不要になります。このままで園路からの涼しげな竹林の景観を楽しめると思います。
これが竹林の年間作業です。
by higacyupark
| 2021-05-25 11:28
| 公園での出来事
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